気になる食品

ご報告しなくては…!
と居ても立ってもおれず更新しました。

キットカット 日本酒!!!
美味しすぎる…!
これは無いわ〜〜と自ら購入したにもかかわらずベッドサイドに放置していたのですが、ぞんざいに開封し、ムシャったところ。
なんということでしょう…。

甘酒のような、大吟醸のような粕汁のようなラブレのような乳酸菌のような、漬け物のすぐきのような…(後半、疑わしいですが…)

なんだこれもう一枚…って中毒性があってたまらない。
64Kcalもあんのにキケン。
わたしはアルコールがダメな体質なので、ちゃんと心臓がバクつくのも酒!

弾丸温泉3 ♨地獄&弾丸フェリー


別府に行ったなら地獄のひとつふたつは見とかんとね。地獄の銀座から少し離れた血の池地獄と竜巻地獄のある柴石温泉エリアへゴ―。


こういうのがあるとああ、地獄に来たなって感じるわ。

パラダイスのかおり。

血の池は1300年以上前から存在する日本最古の天然温泉だそうな。

血の池地獄の施設内にも「血の池地獄足湯」があり、色は血の赤ではなく透明だった。以前の写真を見ると赤かったのだが濃度が薄まったのかな?
片足だけ湯に入れてみたがピリピリする酸性泉だミネラルも豊富らしい。

緑鬼赤鬼青鬼の自販機。それぞれ鬼パン着用。鬼のパンツはいいパンツで強い。


地獄めぐりにはこのような60〜70年代風観光地テイストがいま続いているかと期待していたんだけど空港くらいにしか残ってなかったなー。

このタオルどこに売ってたんだろう。次の別府ツアー用に欲しいよね。


♨生地獄!

血の池地獄の隣は龍巻地獄。3、40分間隔で噴き出す間欠泉。その湯を引いた「長泉寺薬師湯」。生の地獄湯だ!
龍巻地獄の駐車場の傍らにある長泉寺というお寺の境内入口にある。

男湯と女湯にわかれておらず、入替制だ。女が入っているときは男は外で待つ。
ここもお賽銭と記帳で入れる温泉。

浴室には如来像もおられありがたいお湯のような雰囲気が漂う。
鍵を確認したところ壊れていたのでここはあきらめた。とぼとぼと帰るところに住職が来られたので鍵が壊れているので遠慮すると伝えた。
先日扉が開かなくなったので無理やり開けたところ壊れてしまったようだ。
泉質は酸性のサッパリ系だとか。


血の池地獄から道路をはさんだ住宅の溝に赤い排水。ここらは血の池の湯を引いているのだろうか。

フェリー出航まであと2時間。
もうひと風呂浴びたいところだけれど、後ろ髪ひかれるくらいがちょうどいい。片道5000円だもの。また来るよ。


別府タワーの写真を撮ってフェリーに向かう。
コンプリート欲を刺激される楽しい旅だった。ありがとう別府!


♨弾丸フェリーってどうなん?


フェリーさんふらわあの弾丸フェリー』 http://www.ferry-sunflower.co.jp/dangan.html
 
いまじわじわ人気に弾丸フェリーってどうなん?11時間船に乗るって疲れないの?っていう疑問があったよね。
そんな人(=過去の私)への体験レポ☆


魅力1 大阪〜別府間を週末でも最安で往復1万円!片道5千円!
魅力2 船中2泊現地0泊滞在時間は約11時間! 日帰り旅行気分 九州までおさんぽ!
魅力3 寝ている間に大阪から別府へ到着!
魅力4 船内レストランでバイキング 展望浴場でゆったり。
魅力5 ペットも連れて行ける!

☆寝室
ツーリスト(雑魚寝部屋)に千円プラスするとツーリストベッドにランクアップ。雑魚寝部屋に抵抗があった私は往復ともベッドにした。
行きは2段ベッドの下。カーテンはピシャっとしまり、枕も大きめ。掛け布団は中綿?で寒さを感じることもなかった。
電灯の下にコンセントがあり充電できて便利。

帰りは2段ベッドの上。ベッドの上はテンションがあがるが、裸足ではしごの階段をあがるのはキツイ。天井も低く、年配の人ならきびしいかもしれない。
上段は、より一層押し入れで寝るドラえもん気分を味わえる。

狭い部屋の上下で人が寝ているがあまり気にならない。
が、朝方の眠りが浅くなった頃にイビキのうるさい人がいた。カーテンを開くとセントバーナード犬が眠っているんじゃないか?と疑うようなズピーグフーと水ぶくみの鼻イビキ。
まあ、私は夜中に胃痛と腹痛でくらいしか目覚めたことがないので少々の物音は気にならないが。


ツーリスト部屋。このタイプが数部屋ある。
パーソナルスペースの細さに震えたが、ここにびっしりとトウモロコシの粒のように詰め込まれると想像すると辛いが、この部屋に5人程度だったら、むしろ広々と使えるのではないか…?
ツーリスト部屋だと次回乗船時に無料でランクアップできる券をもらえるみたいだし、貴重品用のロッカーもあることだし、こっちでも悪くはないのかも…。

☆レストラン
夕食は1600円のバイキングのみ。(朝食も600円のバイキング)
行きはコンビニでおにぎりを買ったので利用しなかったが帰りは話のタネに利用してみた。
瀬戸内海の海の幸をふんだんにつかったおかずが多い。特別美味しいわけじゃないが、とにかく種類が多くおでんやカレー、ちらし寿司などもあった。デザートにはチョコレートフォンデュまである。
ドリンク飲み放題で生ビールサーバーまであったようだ。これは別料金。
わかってはいたのだけれど、また食べすぎてしまった…バイキングは許容範囲からさらに50%超ほど食べてしまう性。お腹を抑えながらベッドでうんうんと唸りながら20時には眠っていた…。

レストランのほか、売店で即席ラーメンやパンなども販売しているし、カップラーメンの自販機やホットドッグやポテトの自販機もある。
給湯室もあるのでカップラーメンなどを持ち込んで食べたりすることもできるのかも。

そのほか、行きはイベントで落語寄席もやっていたので何かと時間は過ぎてゆく。瀬戸内海なので揺れは少ないとのことだけど、やはり波の揺れはあるので、ほとんど横になっていた。

到着の30分前ごろに日の出を見ることもできるし、移動というよりフェリーに乗ってる時間も旅のひとつ。

大分湾にうかぶ朝の陽。

こどものころから憧れていたさんふらわあに乗る夢が叶ったよ!



早朝に到着するが、共同浴場は24時間営業や、早朝営業のところもあるので半日を有効に使える。
フェリーの半券を提示すれば朝食と温泉が千円でできるホテル・旅館などを利用してもいいかも。
内風呂が防水畳になった温泉とかもある!前日までに予約。

半券deお得!をチェック↓
http://www.ferry-sunflower.co.jp/half_ticket/oita_onsen.html

温泉旅は荷物をコンパクトに、汚れても良い服とタオルは数本持参。服装はすぐに脱げる服と靴下。足湯・蒸し湯対策で膝までまくりあげられるもので。湯あたりに注意して入ること。

以上、旅にメモおわり。またすぐにでも行きたいな〜。





 

弾丸温泉2 ♨青い湯 赤い湯 お賽銭の湯

♨コバルトブルーの温泉 高台に位置する「いちのいで温泉」

お昼の時間にあわせ、「いちのいで会館」のある観海寺温泉エリアへ循環バスで移動。
食事をすると無料で温泉に入れるよっていう温泉で高台にあり別府湾まで見渡せる絶好のロケーション。
雲泉寺駅で下車。バス停から徒歩15分。
インターネットで下調べした際に出力した地図を見ても目印が川と橋と山しか無く、辿り着ける気がまったくしなかったが、雲泉寺のバス停から山方向に向かい、左手にラクテンチという遊園地。そのまま右方向に目を向けるとに湯けむりがもくもくとあがっている。その方向に歩けばいい。フラフラといていくと数か所に案内板もある。

話は一旦それるが、レトロ遊園地の「ラクテンチ」まで上るケーブルカーには、生駒山上遊園地行の陽気な仲間ブルとミケに似たケーブルカーがいるのだ。

次回はぜひラクテンチにも寄りたい。
やはり車内ではワンワンワンニャーニャーと鳴き声が響きわたっているのだろうか…。
そのイカれっぷりはにゃんとわんだふるなケーブルカーの旅日記で。
見ため的にはブルとミケほどのファンキーさは無いようだ。

ブルとミケの思い出で多少興奮したが、いちのいで会館の話にもどる。
高台に位置しているのだから当然なんだけれど、ものすごい坂、ものすごい急勾配。湯の評判が良くなけりゃ、あきらめて帰りたくなるほど坂。
勾配はマイケル・ジャクソンのゼログラビティほどあるよきっと。
車だとアクセルベタ踏みじゃないと上らないんじゃないかな?
以前沖縄で借りたレンタカー日産マ○チの馬力なら上らない可能性もあるよな。狭く急な坂道であるうえに、いちのいで会館で行き止まりなので車で行く人は気をつけて。

フーフー言いながら上った場所だからさすが目下に広がる景色は美しい。
ここのシステムは温泉→食事→会計。メニューはだんご汁定食のみ。仕出し弁当屋さんが経営している。

「景観の湯」と「金鉱の湯」の2種類あり、偶数・奇数日で男女入替制。本日は偶数日で金鉱の湯。
ここの温泉に入るならプールのように広く景色が素晴らしい「景観の湯」につきると紹介されることが多いようだが、プールのように広いのってうれしいのかな?青くてプールほど広かったらそれはもうプールで良いのでは…?
金鉱の湯は岩風呂2つと背後にちょろちょろの滝。金鉱跡を利用した天然サウナもこちらの湯にだけある。
泉質は塩化物泉弱アルカリ性でつるつる系で温度は少しぬるめ。化粧水効果はあまり感じなかったが色と景色で充分では。
肩までと半身浴とサウナを繰り返し30分は楽しんだ。

時間によりコバルトブルーや青乳白色に変化する。底が青いわけではなく湯そのものが青く変化する。
この小屋↓がサウナ室。柵の奥は坑道とつながっている。

湯けむりで視界が悪い坑道を歩いていくと時空のねじれ…未来からやって来た裸の大将のようなお話が始まる可能性を妄想。


別府湾まで見える。天気のよい日はさぞかし綺麗だろう。


本来のメイン だんご汁定食。
大分の郷土料理。野菜がたくさんはいった味噌汁に「ほうとう」に似た平たい麺状のだんごが入っている。
そえられたカボスの酸味がよく合う。食事代で1470円と考えると高めの設定に感じた。


♨屋根の「湯の花小屋」とお地蔵様が守るお賽銭で入ることができる名湯

泥と青は攻めたのであとは気ままに巡る。湯の花小屋の風景が見たくて標高の高い明礬(みょうばん)エリアへ。
バスにゆられるあいだ温泉本をチェックすると、お賽銭のみで入ることができる温泉がある。
明礬で下車。岡本屋旅館の裏手に位置する「鶴寿泉(かくじゅせん)」。


お地蔵様にお礼を言って賽銭いれる。
女湯の扉をあけ、のれんをわけると即脱衣所、その真ん前にドーンと四角い湯槽。

そろそろとかかり湯をする。とても熱い。
びびりながら足をいれるとお湯がからみつきピリピリとする。すでに温泉に浸かりすぎたのか腿のあたりが痛くなっており、こんなに熱くてピリピリする湯には入れないかもな…と思いつつも、せっかくだしエイヤと入ってみると不思議と痛みが消えた!一瞬で痛みが治った!
いくらなんでも気の問題だろうが、ここの泉質は酸性泉で殺菌の湯。刺激があり湯上りはサッパリと肌もキュっとしまる。
いままでの湯でいちばん気持ちが良かったと感じた。
明礬エリアは酸性で傷や殺菌効果のある湯治効果のある湯のようだ。
ほんとうなら60℃もある源泉らしいので先に入湯した人が水で温度調整したのかもしれない。
大変気持ちの良いお湯で大満足。こういう思いがけない出会いはうれしいね。

かんたんな脱衣所。


♨驚愕の美味さ「地獄蒸しゆでたまご


地獄蒸しプリンで有名な岡本屋の売店を軽くスルー。

猫「今回の旅はグルメは排除なのさ、ベイビー」


湯の花小屋見学。

岡本屋ではスルーした地獄蒸しシリーズだけれど、湯の里でちょっと気になりだして「どうせお高いんでしょ?」と値段を見ると、とうもろこしハーフで150円。別府に来てだんご汁定食しか食べてないし、150円なら…と注文すると売り切れだとか。
じゃあ結構ですと店を後にしたが地獄蒸しゆでたまご50円が気になる。50円て。いまどきうどんにトッピングする生卵ですら50円はするでしょう。価格に惹かれて食べた、このゆでたまごの美味しいこと…!
白身が赤褐色に色づきホクホクとした口触りと鼻腔に広がる独特の燻製っぽさ。ああ、また食べたい。このゆでたまごを食べるためにまたすぐにでも明礬温泉に行きたい…。ホワワ。。。

山岡「明礬温泉 ゆのさとに行ってださい。本物のゆでたまごを食べさせて差し上げますよ」


路線バスでは無理だけど、この先に塚原温泉火口乃湯という温泉がある。
超濃厚で驚異的酸性温泉で入浴後は驚くほどすべすべになる超濃厚泉質でワンダー×ワンダーな奇跡の酸性温泉にも次回は行ってみたい。


塚原温泉 火口乃温
http://www.tukaharaonsen.jp/


また長くなったので次へ続く

弾丸温泉1 ♨ 泥の湯 草のサウナ

それは5日前、うわぁぁぁ!温泉に浸かりたい!もっとたくさんの泉源で潤びりたい…!別府行のフェリー往復きっぷを予約していた。
その姿はまるで皿が干上がった河童の霊に憑かれたかのごとく(だったはず)

弾丸フェリーとはさんふらわあの格安キャンペーンで大阪と大分の別府を一万円(往復)で行けちゃうの!通勤に毛が生えたようなルートで寝ている間に九州に上陸!




大分県別府はおんせん県!

♨大分には地球上にある11種類の泉質のうち10種類(放射能泉を除く)がある!
♨湧出量は世界2位。温泉地としては世界最大!
♨100か所を超える共同温泉
♨おとなり同士の温泉でも泉質・濃度は千差万別!

ホンマもんの湯〜とぴあなんやで!
泉質はどぷろく温泉メモで


別府八湯
8つの温泉郷を中心に湧きだしており、別府・浜脇・観海寺・堀田・鉄輪・明礬・亀川・柴石がある。

温泉行きたい!めぐりたい!欲のみでで発作的にやって来たものだからほとんどノープラン。
コバルトブルーの温泉と泥湯と蒸し風呂は入りたいかなぁ〜。あと、地獄もめぐれたら…とボンヤリとした希望はあった。
なにしろ現地宿泊ナシの滞在時間は約11時間。
効率的且つ温泉欲を満たして帰らなければならない。美味しい食べ物とか欲しがりません!

コンビニで大分限定の「温泉本」
(2013〜2014年版は旅館・ホテルの温泉の入湯無料券付!500円で元がとれる優れ温泉ガイドブック)
と焼きそばパンを購入。

温泉めぐりをするなら亀の井バスのMyべっぷFree乗車券がお得。
1日ミニフリー乗車券なら大人900円。

バスを待っている間に焼きそばパンを頬張りながら温泉本が茹るほど熟読。脳内のコンピュータがピピピと本日のルートを決定(イメージ)。
とりあえず目的の温泉のひとつ、鉱泥温泉は午前に閉まってしまうから先ずはそこから攻めようということに。




♨坊主地獄の天然の泥を使った効能豊かな温泉

「鉱泥温泉」へのアクセスは亀の井バスの本坊主駅を下車。
ここで間違えてはいけないのが海地獄のならびにある鬼石坊主地獄のほうの温泉では無いので注意が必要♨

「坊主地獄」のパーキング入口あたりにひっそりと建っているので見逃しに注意。
簡素だけど清潔そうな建物。受付で800円支払い女湯へ。
透明な湯と泥の湯と泥を乾かす待機小屋みたいなのだけ。
透明な湯には誰も浸かっていないがすでに良い湯のような気が。
鉱泥温泉はなぜかガイドブックにも載っていないので効能等不明だけれど単純泉なのかな?

いよいよ泥風呂へ。10人ほどで満員になるような小さな湯舟にはすでに地元のオバサマたちでいっぱい。
受付で温泉の浸かり方のレクチャーは受けたが、鬼教官…いや、親切な地元のオバサマが口々に教えてくれる。
「この棒につかまって入り」「真ん中の石に沿って歩き」「そっち熱いからこっち座り」「足伸ばして座り」「湯ばしゃばしゃしないほうが肌に泥が浸透するから」…と。長年同じセリフを言っているのか台詞に淀みない。
実際、泥で湯舟の底が見えないから教えてもらえるのは有難いんだけど。
サラサラの泥湯で底に少しだけ溜まっている。すくって身体にペタペタと塗ったりするのは禁止。
ここも結構熱い。5分ほど浸かったらあがり、熱を冷ます。泥が薄いように思ったけれど乾いてくると身体が土でカピカピしてくるのでちゃんと付着しているよう。
3セットほど繰り返し、泥は透明な湯で洗い流す。ここで使ったタオルはどろどろになるので捨ててもよいタオルを使用するのがよいだろう。

テレビなどでみる別府温泉保養ランドは泥も濃く身体に塗りたくることができて面白そうだし、泥湯はそこを候補にしていたが、混浴ということで水着可能なのか?等調べるためにインターネットで情報を下調べしてみると、あまり良いうわさが出てこなかった(2ちゃんねるとか参照)ので男女別の鉱泥温泉した。取材を受けてないのもレア感あっていい感じ。
待合室にいたご夫婦が他に良い温泉はありますか?と聞いていたので聞き耳をたてていると、地元のオジサマが「無い!」「鉱泥温泉が一番!」だと言っていた。そうなのか…他におススメは無いのか…。




♨坊主地獄見学 見学料400円(こちらは地獄めぐりの共通券不可)


プクッ

トポン

さっきまでここの湯に入ってたんですからね…。おそろしい。
今から約480年前、寺の境内の下で大爆発が起こり、寺院ごと吹っ飛ばされ地獄にのみこまれ、それ以来絶え間なく湧く熱泥は坊主の頭に似ているとか……もうヤメテー!
熱泥は100℃以上になるという。そこらじゅうにお子様の一人歩きに注意等の本気の注意書きが。




♨鉄輪むし湯♨
和風サウナ にんげん草蒸し

砂浜に埋まる砂風呂も楽しそうだけど、草のベッドもあこがれのハイジの干し草のベッド体験っぽくて楽しそうってことで鉄輪エリアの鉄輪むし湯へ。
ここはそこらじゅうから湯けむりが立ちのぼっているので温泉地にいる気分を味わうことができるエリア。


別府市タツノコプロがコラボ(2014/3/31まで)

13か所の市営温泉にタツノコキャラクター。ドロンジョ様のお色気ショットなども。



蒸されたし!
料金 500円。貸浴衣(210円※Tシャツ短パン持参OK。
サウナ室は天井が低く、中腰で這うようにして入る。薬草「セキショウ」が敷き詰められた石室に温泉蒸気を満たし、8分から10分蒸される。
顔からはみるみる汗が噴出する。さっき、泥温泉あがりにつけた化粧水までがぬるぬるで溶けだしてきているのがわかる。
化粧をしたまま入ると顔が溶けるのがわかるでしょう。
8分経つと係りの人が時間をお知らせしてくれる。もう少しいけるようなら後2分。
フラフラで狭く低い出入口を抜けると身体から湯気が立ち自分自身が肉まんにでもなったよう。
薬草を払いおとしてもらい、温泉へ。
ここは中性(ソフト)の塩化物泉だからササッとすませばいいわと5分程度浸かって出ると、案内の人が「ここの湯は化粧水と同じ成分だからゆっくり浸ってくださいね」と。もう一度じっくり浸かりなおす。気のモンなのかしっとりつるつるスベスベになった感じ。
あがると他のお客さんにも「別府の湯のここの湯だけはオススメします!」さっきの鉱泥温泉でも「(別府で)ここが一番」というのを聞いたな…。


鉄輪エリアには足湯と足蒸し(無料)がある。
蓋を開けて足を突っ込んで8分ほど蒸す。腿の隙間タオルをあてると湯気が逃げない。
別府には足湯が多い。女子はタイツではなくレギンスに靴下、脱ぎ履きしやすい靴をおススメする。あと数本のタオルも用意しておくといつでも浸れる。

むし湯に行く前に足蒸しをしておくと大量に汗をかきやすいとか。私は先に泥温泉に入っていたので滝汗をかいたのかも。

路地裏歩くとそこら中から噴気。もちろん温かい。夏は蒸してたまらないかもしれない。

なんかここで蒸して食べたりしてたよ。

鬼のおヨダは飲料用の温泉。温泉特有のまずさ控め。

ミニ湯雨竹。湯雨竹とは熱くなりすぎた湯を加水することなく適温にする装置。




上人湯
このような風情ある公共温泉も100円。
このほか鉄輪温泉エリアだけでも、熱の湯(ここは無料!)、渋の湯、地獄原湯、小倉薬師温泉丘の湯、すじ湯温泉、谷の湯、砂原温泉などが100円。
(ただしタオル石鹸シャンプーなどは無。各自で準備)
とはいえ他の温泉も500円前後だから安いよね。

長くなったのでまた次回!
次はコバルトブルーの絶景温泉。明礬の里の美味しすぎる蒸したまご。さんふらわあ体験などについて。

深海の神秘 沼津深海水族館・青い!富士山の雪解け湧き水 柿田川水群(日本の秘境100選)


●世界で唯一冷凍シーラカンスが見ることができる沼津港深海水族館

駿河湾は最深2500mで日本一。太陽光の届かない漆黒の闇の世界。めずらしい深海生物展示されていました。
レプリカントではない冷凍のシーラカンスが5体。うち2体は冷凍保存(!)
階段をあがるとシーラE…ではなくシーラ爺という頭部のみCGのマスコット爺が南国ノリで何か言いいながら出迎えます。
その地球単位での長老っっぷりを展示物や模型を使った飼育員さんの説明によりとても詳しく知ることが出来ます。。
・体長:100〜200cm 立派な胸びれと背びれがあり、魚では見ることのできない大きな骨と関節がある。
・そのため、魚類から両生類へ変化する過程のままの姿・特徴を継続しているのではないか?とされている。
・絶滅したとされていたが1938年、南アフリカで発見された。
・シーカンスは背骨がなく固い背骨の代わりにホース状の管が頭から尾鰭までつながっていて、その中は油のような液体で満たされている。
シーラカンスの名前の由来はそのホース状の脊柱。(ギリシャ語)
シーラカンスは『卵胎生』体の中で卵を孵化させて稚魚が少し成長してから体外に生み出す。
・浮袋に脂がつまっている。
・現地の人は「ゴンベッサ」と呼んでいる。ゴンベッサとは「食えない魚」。
・高価買取から「幸せを呼ぶ魚」という意味にすり替わった。
シーラカンスは不味い。
・脂でギトギト
・ズルズル
・ギトギト・・・
しまいにはシーラカンスの印象の大半が脂だらけ・・・ということで頭がいっぱいに。食べたくない。


約6500万年前に恐竜を代表として大型爬虫類やアンモナイトが絶滅し、水中でも食物連鎖の基本となるプランクトン類が大打撃を受け
そのためアンモナイト類などが絶滅し、それらを捕食する大型の生物のほとんどが絶滅。
種のレベルで最大約75%の生物が絶滅したなかシーラカンスは生きていた!

3億年以上前から進化せず現代まで生きている。3億年前ですよ。3億年前って本当にあったんですか?ってレベルですよ。3億年前にいた生物ってなんだろうって検索してみたらあの頭文字Gも生きた化石
いきなり内臓に噛みつくでもなし、血を吸ったオマケに痒い毒を塗るわけでもないのに姿を見せただけで悲鳴をあげられる奴ら。何か悪いことでもしたん?姫の犯した罪と罰の一環なん?憐れんだふりをしてもやはり好きにはなれなくて。
DNAレベルですりこまれた因縁などがあるのかもしれません。
人間もコールドスリープで6500万年眠って起きた時に殺意に満ち満ちの形相で巨大生物に追いかけまわされる可能性はゼロではないのでしょうか?だからといってゴキ側に気持ちになろうとはなかなか思えないものですね。にんげんだもの

デーモン閣下が「吾輩の年齢は10万52歳!ファッファッファッ!」と高圧かけてこようが、シーラカンスに比べると悪魔といえど嘴の黄色いヒヨッコ。

「え?まだ10万歳なの?え?じゃあネアンデルタール人あたりと同期?」という声が聞こえるようです。


『透明骨格標本』 硬骨は赤色、軟骨は青色に染まるアートっぽい標本。
この展示の横にはハリモグラがハリモグラの部屋で眠りこけておりました。

土産物コーナー。かなりマニア好みに仕上げています。

ウワサの「ダイオウグソクムシ」のぬいぐるみ6090円。細部までこだわりぬいた水族館のおみやげ担当とぬいぐるみ職人の結晶。
成猫位の大きさはありますからペット禁止の賃貸暮らしの人にいいかもしれません。

シーラカンスのぬいぐるみ。目の再現具合いに情熱を感じました。

水族館の正統派人気者チンアナゴさんもいます。生き別れの親にでもあったようなドラマチックな表情をしていますね。水槽越しに見つけたのでしょうか。

ものすごくわかりづらい写真で申し訳ないですが、メヒカリという魚、目の下のちょうど大リーガーが黒く塗るところが暗闇でピカーと光るのです。それを利用してプラネタリウムと称しロマンチックに発光を楽しんでってよという指向の暗室なのですが、一人で入るとまるでご近所の井戸端会議で悪い噂(白い眼…ヒソヒソ…)に悩んでいるような気分にもなれました。

沼津港深海水族館
http://www.numazu-deepsea.com/



水族館の近くには深海魚を食べることができる店があります。ここは目の前にあるDONドコ丼。
話題の深海丼。深海魚らしいのですが、説明がないと味的には焼き魚と刺身でした。ハーフでは何がなんだかわからないです。
このイカの足が噛みきれず手と歯で引きちぎろうにもなかなか切れない。
こんなもんに海中で巻きつかれたら命はないなとやはりここでも深海おそるべしと感じるのでした。

水族館のまわりの観光市場。とくに港町情緒は感じませんが深海の面白オブジェを見て歩くのも楽しいです・。
何度撮りなおしてもブレる深海魚のから揚げタワー。
無様な姿を写真などに残させるものかという念を感じずにはおれません。

「オノレニンゲンドモ…コノ屈辱ハ来世デハラス…」


もしかしてコレのモデル?

「魚河岸 丸天」かき揚げ。通常はかき揚げ丼になっており、丼に茶筒ほどのかき揚げタワーがそびえたち、崩しながら食べるものですが
お持ち帰りができるとのことでホテルの部屋に持ち帰り少しずつ食べました。茶筒ほどの大きさがあります。
部屋中が油臭くなったことに後悔しつつも少しずつ食べましたが、見た目よりも油地獄ではなくほとんどタマネギとエビで意外とサクサク食べることができました。
空腹時にお店で食べたほうが美味しくいただけたと思います。


柿田川湧水公園

沼津からも三島からも自転車で20分、バスで15分程の場所にある柿田川湧水公園。
話がそれますが、沼津では観光用レンタサイクル「ぬま輪(ぬまりん)」で3時間無料で貸し出してくれるので小回りに便利です。沼津から自転車で行ける範囲の観光名所もたくさんあるのでおススメしますし、次回また沼津に行くことがあれば太宰ゆかりの地巡りなどもしたですね。自転車最高ー。


約8500年前富士山の大爆発で大量の溶岩を噴出して出来た三島溶岩流の間を通って、富士山の雨や雪解け水、が約40�離れた清水町の国道1号線の直下に湧き水となってあらわれる。水量は1日量約100万トン、東洋一といわれる。


第2展望台。青い水が幻想的。魚も泳いでいます。紡績工場の井戸として使われていたよいうです。


立ちこめる朝霧が幻想的で西洋の湖上のお城が見えるような景色でした。

写真の左下のわき間からこんこんと湧き出る水、その勢いで泥もブワッと巻き上がるんですよ。動物の子どものような生命力のが生き物のような水を一日中見ていたい。一日といわずここにテントを張って暮らしたい。生き物のように泥を巻き上げてまで湧き出る水を見て生命力チャージしたいと思わせる不思議な場所でした。


ここ、国道沿いですよ。屋久島じゃないですよ。


なにげにキノコの屋根!

歩くたびにカニがサササ…と横切る。階段を上るときは全段にカニがおり、横あるきで素早く視界フレームアウトする者、前転で転げながらも巣に戻る者、あまりにも素早く身を隠すので、実はカニに尾行されカニ警察無線で見張られ昇りきるころにはカニ警察に包囲されているのではないだろうか…という気持ちに。

どうしても清流が飲みたいんや!っていう人には公園内には貴船神社(京都の貴船神社)がありますのでそこでまろやかな湧き水を飲むと良いでしょう。
パワースポットに縁結びはつきもので、貴船神社内縁結びのなんちゃらもありました。



柿田川公園から三島広小路駅方向へ自転車で向かいます。
三島といえば三島コロッケが有名なようですが、B級ばかり食べてられないよ!ってことで食いしん坊アンテナびんびんで1000円以下でが食べられるフレンチ店へ立ち漕ぎ乗りつけ。

お探しの店舗のページはありませんでした

こんな塊のフォワグラを食べるのはおそらく初めてなんですが、フォワグラおいしい!!!!
ビックリした。ステーキとフォワグラのコンビネーションったら…!いま目を瞑ってもあのとろけるハーモニーは忘れられない…。
この日はその後一日中ステーキ丼フォワグラ添えの反芻をして夢見心地で過ごしていました。ホワワ…。
三島野菜たっぷりのサラダバー(これも美味しい)とコーヒーがついて950円とかマジか!って思いましたよ。アタシ、三島に住みたい!
量が少なく見えますが、朝のバイキングを食べすぎたのでごはんの量を減らしてもらっています…。
駅の近くにはうなぎの行列もできていました。三島はうなぎも有名なんですね。


大満足で鼻歌まじりに帰っていくと美しい源兵衛川という清流がありました。
清流というだけでなく景観デザインもすてきなんですよ。水際を飛び石などで散歩できるようになっており、その横を悠々とカモが泳ぎ過ぎていったり、ここもまたベンチで本を読んだりしてゆったりとした時間を過ごしたい場所でもありました。

(川の主らしきカモたち。葉っぱをグイグイひっぱったり、グエグエと大声をあげながらばしゃり音をたてて泳ぐさまはフーリガンのよう…。)


ガイドブックには載っていないであろう裏道を走るもの楽しい。
町中に東海道新旧街道案内図があったりで、この地図をあてにしてサイクリングするのも楽しいことでしょう。

フレンチの店の裏にある圓明寺の孝行犬。
全国犬伝説はまは別の機会にめぐりたい。
http://walking.d.dooo.jp/walkingdog/Legend.html(とりあえず「湯沢 犬っこまつり」にはきっといつか行きたいよ)


●全駅から富士山が見える岳南電車

JR沼津駅から吉原駅へ移動し、今回の旅のメインとしていた岳南電車に乗り換え。
工場街を走り抜け、車窓から富士山も見える夢のような電車ですよ。
まさか富士山が見えない…とは!!
富士山が見えない日があることはうっすら知っていましたが、雨の日だけ見えないものだと思っていました…。
富士山って快晴の日しか見えないんですね、日本人は全員知ってるものなの?
7月はほとんど見えないっていう驚愕の観測データを知っていましたか?!

見える日は全駅から見えるそうなんですが、見れる気がしない。(弱気)


きっぷは昭和の香り厚紙きっぷ。


見えんけど、(この先に富士山)おる。

岳南原田駅」で下車し、吉原商店街を歩くと富士市ご当地グルメ「つけナポリタン」の店が数店舗あります。
つけナポリタン大使というつけナポリタンWEBサイトがありますので食べ歩きするのに便利ですね。
http://www.tuke-napo.net/


お昼には売り切れることもあるという人気店の「喫茶アドニス」。
トマトソースに魚介エキスと鶏肉。とろけるチーズたっぷり。もちもちの太麺をソースにからめて食べる。桜えびが食感と味のアクセントになっていておいしい。
太麺をゆでるのに時間がかかるみたいなので素麺でもいいんじゃないかなぁ?という感想です。(正直まだフォワグラのこと考えていた)

沼津・三島へは東京から高速バスで約2時間、往復3600円で行けますので遠足感覚で自然に触れてみてはいかがでしょうか?

富士シティバス
http://www.fujikyu.co.jp/citybus/highwaybus/tokyo.html

ソウル旅行記

韓国旅行へ行ってきた。
会社から2回友人と2回、今回で5回目。原宿のような明洞、真夜中も営業する東大門、露店ひしめきあう南大門。韓国伝統の街、仁寺洞だいたいのところは
行ったことがある。
どうしても行きたい場所があるという目的もなく計画もたてないまま地下鉄の乗り換えだけわかればいいやと簡単な街歩きのガイドブックだけリュックに入れてノープランで行ってみた。
あたりまえだけどまだまだ知らないエリアもあって楽しかった。誰かの参考になれば、と日記に書いておく。

「漢南洞」オシャレストリート アートとカフェ通り

漢南洞エリアにあるtakeout drawing

ここのカフェは韓国映画建築学概論』のロケに使われたそうで、監督が空間に惚れこみ2階窓際でロケを行なったそうだ。
未見だが評判が良く、(初恋メロー80年代周辺ノスタルジックひりひり型人生岐路ふりかえり系ムービー…?なイメージ。レンタル開始されたら観る)漢南洞(ハンナムドン)〜梨泰院(イテウォン)に来たのだから簡単な地図を片手に探してみたが全くわからず、道行く若者に訪ねるとiPhoneで住所検索し店の前まで案内までしてくれた。それまでに何度か声をかけ訪ねてみたが皆地図を見てわからないととてもすまなさそうに謝ってくれてるのでこちらこそ特別有名でもないカフェを店名だけで聞いてしまって申し訳ない気持ちになった。
道を訪ねる際にちらっと見た顔は誰彼も肌がきれい。


アートに空間につつまれながらも落ち着いた空間はわざとらしさがなく、敷居も低くだからといって隙もなく、時間がゆったりと流れるような不思議な雰囲気。

歴史の中の多くのカフェが芸術家らの作業構想の重要な場所であると同時に討論の場であった点に着目し、テイクアウト・ドローイングでは芸術家らを招待し、作業を準備することのできる「カフェ・レジデンシー」の機会を提供する。カフェ・レジデンシーに参加する芸術家はカフェ空間で作品世界を紹介することになり、これにより訪問者らに現代美術を経験する機会を提供する。

かわいい、きれいなだけのカフェはすぐにあきられてしまい別の新規店に流れてしまうことはよくあることだろうと想像するが、月毎にアーティストに内装のテーマをまかせメニューまで増えていくのだから移り気な若者の心だってとらえるだろう。
そのあたりもよく考えられた店だと感心した。




テーブルにメニューが無いので「メニュオディエヨ?」と尋ねると指差された展示紹介のニュースペーパーに掲載されていると。
展示紹介になぜ?メニューもまた作品だからか。


オーガニックコーヒーで上は生クリームではなくメレンゲ。手づくりのメレンゲもほどよい甘さでおいしい。
H25/8現在のレートでは日本円で約670円。
コピもメレンゲも美味しい。↓一杯のコーヒーにもテーマが。

<ポールのメレンゲ工場(ポレ モーレンコンジャン) 7,500ウォン>
現代美術家のチョン・ソヨン&建築デザイナーのローラン・ペレイラの「空想都市」の展示の際に開発されたメニュー。ミルクたっぷりのエスプレッソに甘い焼きメレンゲの屋根をかぶせた、人気の一品です。焼きメレンゲはくずしていただきましょう。
お店の食器として使用されている画家イ・ジウンのイラスト入りマグカップに両美術家がインスピレーションを得て生まれたメニューで、コーヒーに泡を添えて飲むカプチーノが巷で流行し、熊のポールがメレンゲどろぼうからメレンゲ工場を守っているという設定だそう。


本・グッズ販売も。

●店名 Takeout Drawing 漢南洞
●住所 ソウル特別市 龍山区 漢南洞 683-139
●営業時間 11:00〜24:00
●地下鉄6号線ハンガンジン(漢江鎮・Hangangjin・631)駅3番出口を出て、まっすぐ大通り沿いを進み、200mほど進むと、左側に灰色の2階建てのお店。徒歩約3分。

詳しくは韓国旅行「コネスト」 の記事に。(http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=5155

漢江鎮駅周辺はとてもアート度が高くサムスン美術館Leeumや駅前には「ブルースクエア」という大公演場で「レ・ミゼラブル」公演があったようだ。

この大通り沿いはコム・デ・ギャルソンビルをランドマークにファッション、カフェが立ち並ぶオシャレエリアとのこと。

赤いトリが目印のビルは「Passion5」というスイーツ店が集結した建物で、なんと小山ロールの小山進さんがプロデュースらしい。
私も小山ロールは日本一好きなロールケーキだが、兵庫の三田発の洋菓子を韓国で食べなくてもなあ。
レゴの人形の店員さんがお迎えしてくれるオーガニックレストランとかあり、とにかくお洒落なエリア。

ソウルナビ「梨泰院のお隣でオブジェめぐり」記事(http://www.seoulnavi.com/special/5038089


異国情緒ただようミックスカルチャー融合エリア 梨泰院(イテウォン)
地下鉄漢江鎮駅から一駅分歩くと隣は梨泰院駅。
梨泰院駅周辺は韓国人以外の異国の人をたくさん見かけた。近隣に大使館や米軍基地があるからだろう。
ほかのエリアとは違った雰囲気で怪しげでもあるがそこがまたよい。実際に治安もよいほうではなさそうなので女性の夜の一人歩きは避けたほうがよさそう。
駅近くにIPブティックという現代アートちりばめたようなデザイン性が高く、見た目おもしろいホテルがある。
次回ソウルに来ることがあればここを拠点にしてみたい。

目当ては梨泰院市場(イテウォンシジャン)であったが運悪く火曜日が定休日。
梨泰院市場はガイドブックにも紹介されないアンダーグランドな穴場ショッピングゾーンらしい。とてもあやしげだ。
スタイリストや芸能人もひそかに立ち寄る衣類アウトレット(B品・わけあり)モールだそうで、とにかく○○風だとか、そんな感じなのか。
あやしげな市場がとあらばぜひとも覗いてみたかったのだけれど。
写真をみるかぎりでは神戸の元町高架下や昔のアメリカ村っぽい雰囲気なのかもしれない。
上質そうな革の店が多くジャケット・コート、靴などのオーダーなども安価で頼めるようだ。


話はそれるが行きの機内で観たパク・チャヌク監督の『イノセント・ガーデン』抒情的な映像美に惹きつけられミア・ ワシコウスカが胎児のように包まれてたサドルシューズがとても素敵でインディアのような服装のコスプレがしたい!と頭がいっぱいだったものだから、手触りのよいヌバックのコンビのサドルシューズなどもズラーっと並んでいてフット―しそうになったり。
トラッドな服なんて一着も持っていないし、靴だけトラッドなんて、ただの芋っころなのであきらめた。
この秋、そっち系がくるのは薄々気づいてはいるんだけもな…。

韓国のポスト。やかんアートな店。たわわに実るブタ。ジョウロ?背中に「福」と書いてある黒目ばかりで薄らこわい。何?お盆のお供え的な何か?


3日間のごちそうさん
あまちゃんももうすぐ終わるので「ごちそうさん」の予習を。関係ないか。)

1日目夜
燃えるホルモン「プルタヌン・コッチャン」(鍾路5街)

目当ての店が定休日だったため行き当たりばったりで入った店。韓国産高級牛肉・韓牛のホルモン焼き。
前情報も無いまま、地元の人で賑わっている…という理由だけで入ったが、B級グルメっぽくて美味しい。日本のホルモンとはまた違って、どちらかというと「かすうどん」のかすの味にも似た感じがしたのは厨房で調理する際ゴウゴウと炎を立ち上げて焼くからか?
それにしてもセットでついてくる生レバー・生せんまいを焼いてしまったのを悔やむ。異国の地で調理法もわからないまま生食する勇気がなかったけど、他の旅行記などを読むとこれがまた美味しいらしい。

詳しくはソウルナビの記事で(http://www.seoulnavi.com/food/2713/

2日目朝・昼

南大門市場(ナンデムンシジャン)でなんとなく入った店。
店内に次長課長の河本氏の写真があった。イラ韓という番組で放送されたらしい。
ネット情報によると、コウモトというと辛くない冷麺という裏メニューがあるそうだ。
指差し注文でうどん(おそらくカルグクスという食べ物)っぽいものともち米の何かっぽものを注文。うどんももち米も優しい味で美味しかったが、サービスしてくれたピビン冷麺がおいしかった。
昼は甥っ子が留学している大学の学食。謎の弁当。いや、謎でもない。目玉焼きに赤ウインナー、豆に韓国海苔。炒めたキムチ。
これに蓋をしてブンブン振って混ぜてる写真を見たことがあるが、学食でほかの生徒が食べているのを見てみるとスプーンでぐしゃぐしゃと混ぜていた。250ウォン。日本円で約220円良くも悪くも学食の味。こういうの経験してみたいからケンチャナヨ

2日目夜

初日に韓牛のユッケを食べ逃したのだから一度くらいA級グルメを食べてみようということで、江南(カンナム)エリアの新沙洞(シンサドン)にある
プロカンジャンケジャン(カンケジャンとはワタリガニのしょうゆ漬け)のお店へ。
この通りはカンケンジャン通りと呼ばれるほどワタリガニ店が多いようだ。プロカンジャンケジャンは中でも高級店。
しかし類似品は鮮度が悪かったりするようだから少々値が張っても本家に行きたい。

ワタリガニ小サイズが2杯ついたものを注文。
小といってもこのサイズだし、カニだからいつもまでも身に吸いついていたら満腹にもなる。
味は醤油ベースで好みでコチュジャンをつける。これぞ極上のカニ。濃厚でぎっしりした身、オレンジ色の部分が卵、黄色がカニみそ。
オレンジ色の部分をすするとねっとりと濃厚で甘く少し酸味もあってこれはもう南国フルーツ。カニだけど最高級な南国フルーツの味がする。
いつまでも妖怪にでも憑かれたようにカニ足に吸いつく。
しかし、メインは甲羅のほうで、甲羅に残った卵、味噌、ごはんを混ぜ食べると幸せの絶頂。
甲羅ごはんには「ごはん泥棒」という異名があるようだが、そんな安いあだなは“ごはんですよ”などに任せておけばよい。貴族の丼というべき美味しすぎるかっこみごはん。

見た目はきたないが。 ワタリガニ2杯ついて55,000ウォン(日本円で約5,000円(2人分)白ごはんは必須!約100円)

コネストのプロカンケジャンの記事(http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=377

プロカンケジャンは日本にも進出しているようで大阪店も東京店もある。
ランチだと手が出ない価格でもないので一度試してみたいが、韓国の味が再現できているだろうか。

満腹満腹。これを最後に3日目は帰りの飛行機搭乗前にロッテリアでバーガーを食べたのみ。
満足いくものを食べると食欲も沸かないので不思議だ。

地元人でごったがえす高速ターミナル駅直結の「GOTO MALL」

地下鉄3、7、9号線と連結した高速ターミナル駅に直結し8番出口を出ると全長約880m、店舗数は600以上。服、アクセサリーなどのファッション、化粧品、雑貨、寝具、家具などの無い状態の巨大ショッピングモール。
ぱっと見ただけでも東大門の卸より安く、ビルからビルへ歩き回らなくても地下道で続いているし、一度でバイヤー買いが完了するような買い物したい人にとってはアツイ場所なのではないだろうか。明洞には行っていないので東大門と比較してばかりで悪いが東大門で買い物天国味わいたいなら是非こちらへ。

30分ほどしか滞在できなかったがそれでも物欲は満たされた。
店ごとに価格も違うようで値交渉も含め一店舗ずつ物色してみるとあっという間に半日経ってしまうだろう。

レディスファッション店が多いがiPhoneケースなど雑貨も豊富。ほぼ300円〜1,500円以下で買い物できるので好きなだけ買っても1万円でお釣りがくるはず。

ソウルナビのGOTOMALLの記事(http://www.seoulnavi.com/shop/1630/


◎今回買ったもの

・靴2足 約1,300円(黒の網状パンプスは梨泰院の路面店で/まるで関西仕事用のキラキラストーンの蝶ネクタイ風サンダルは高速バスターミナルで。2,000円を1300円に値切り交渉成功)
・バルーン袖のミニワンピース約3,100円(梨泰院の市場近くのお店。手裏剣・千鳥風。まだまだ夏物が並ぶ中で秋っぽいものも買えた。)
・ひらひらフリルとリボンのブラウスとおしゃれキャットマリー(風)ゴブラン織りの旅行バッグと二つまとめて買うと10,000円にしてもらえた。ブラウスはおそらくレベッカテイラーあたりのB品か模したもの。タグが切られていてブランドは不明。)
・ディズニーキャラクターである「おしゃれキャット」のマリーちゃんバッグは「バンビ」のとんすけの恋兎・ミスバニーのスーツケースとセットで展示されていた。本来はセット販売。それはあつくるしすぎるだろう…。

一時、とんすけのグッズを集めていた私からするとミスバニーのスーツケースは物欲を抑えきれない物の対象になるが、織り布じ繊細なビーズが装飾されているスーツケースなんて空港荷物に預けられないから瞬時にあきらめもついた。ミスバニー、マリーと呼んでいるが商品名は「ウサギちゃん」「ネコちゃん」なんだろうな(笑)とんすけやマリーはマニアがいるから喉から手が出るほど欲しい人がいるに違いない。
・極楽蝶花のタイトスカート 約1,100円(高速バスターミナル 極楽蝶花のデザインはずっと気になっていたいたので手に入ってよかった)
以上、買い物しすぎな気もするが全部で19,000円ほどで物欲はたっぷり満たされた。


グエムル潜む漢江!(車窓) いま話題の江南エリアの新沙カロスキルは東京や大阪のお洒落エリアのようでさほど新しみはなかった。堀江で見かけるようなビルの白鳥デザインがかわいい。


ニキビ・吹き出物に貼っておくと一日で治るという「ニキビシール」。日本では発売されていないので試しに購入。
24枚入って約500円 薬局で購入。赤く腫れた患部を隠せるし上から化粧もできるしでニキビができやすい人にはかなり重宝しそう。
電車内でも貼っている女の子を目撃。

今、日本円安の大打撃で韓国観光客が激減らしいがもう少し円が高くなったころに江南エリアを散歩中心にまた行ってみたい。

どぷろく日記はじめています

イベントなどの感想文は『どぷろく』(http://pooti.hatenablog.com/)に書いています。

2013-08-06 ロフトプラスワンのユーモアフェスを見てきました。
http://pooti.hatenablog.com/entry/2013/08/06/232043