弾丸温泉3 ♨地獄&弾丸フェリー


別府に行ったなら地獄のひとつふたつは見とかんとね。地獄の銀座から少し離れた血の池地獄と竜巻地獄のある柴石温泉エリアへゴ―。


こういうのがあるとああ、地獄に来たなって感じるわ。

パラダイスのかおり。

血の池は1300年以上前から存在する日本最古の天然温泉だそうな。

血の池地獄の施設内にも「血の池地獄足湯」があり、色は血の赤ではなく透明だった。以前の写真を見ると赤かったのだが濃度が薄まったのかな?
片足だけ湯に入れてみたがピリピリする酸性泉だミネラルも豊富らしい。

緑鬼赤鬼青鬼の自販機。それぞれ鬼パン着用。鬼のパンツはいいパンツで強い。


地獄めぐりにはこのような60〜70年代風観光地テイストがいま続いているかと期待していたんだけど空港くらいにしか残ってなかったなー。

このタオルどこに売ってたんだろう。次の別府ツアー用に欲しいよね。


♨生地獄!

血の池地獄の隣は龍巻地獄。3、40分間隔で噴き出す間欠泉。その湯を引いた「長泉寺薬師湯」。生の地獄湯だ!
龍巻地獄の駐車場の傍らにある長泉寺というお寺の境内入口にある。

男湯と女湯にわかれておらず、入替制だ。女が入っているときは男は外で待つ。
ここもお賽銭と記帳で入れる温泉。

浴室には如来像もおられありがたいお湯のような雰囲気が漂う。
鍵を確認したところ壊れていたのでここはあきらめた。とぼとぼと帰るところに住職が来られたので鍵が壊れているので遠慮すると伝えた。
先日扉が開かなくなったので無理やり開けたところ壊れてしまったようだ。
泉質は酸性のサッパリ系だとか。


血の池地獄から道路をはさんだ住宅の溝に赤い排水。ここらは血の池の湯を引いているのだろうか。

フェリー出航まであと2時間。
もうひと風呂浴びたいところだけれど、後ろ髪ひかれるくらいがちょうどいい。片道5000円だもの。また来るよ。


別府タワーの写真を撮ってフェリーに向かう。
コンプリート欲を刺激される楽しい旅だった。ありがとう別府!


♨弾丸フェリーってどうなん?


フェリーさんふらわあの弾丸フェリー』 http://www.ferry-sunflower.co.jp/dangan.html
 
いまじわじわ人気に弾丸フェリーってどうなん?11時間船に乗るって疲れないの?っていう疑問があったよね。
そんな人(=過去の私)への体験レポ☆


魅力1 大阪〜別府間を週末でも最安で往復1万円!片道5千円!
魅力2 船中2泊現地0泊滞在時間は約11時間! 日帰り旅行気分 九州までおさんぽ!
魅力3 寝ている間に大阪から別府へ到着!
魅力4 船内レストランでバイキング 展望浴場でゆったり。
魅力5 ペットも連れて行ける!

☆寝室
ツーリスト(雑魚寝部屋)に千円プラスするとツーリストベッドにランクアップ。雑魚寝部屋に抵抗があった私は往復ともベッドにした。
行きは2段ベッドの下。カーテンはピシャっとしまり、枕も大きめ。掛け布団は中綿?で寒さを感じることもなかった。
電灯の下にコンセントがあり充電できて便利。

帰りは2段ベッドの上。ベッドの上はテンションがあがるが、裸足ではしごの階段をあがるのはキツイ。天井も低く、年配の人ならきびしいかもしれない。
上段は、より一層押し入れで寝るドラえもん気分を味わえる。

狭い部屋の上下で人が寝ているがあまり気にならない。
が、朝方の眠りが浅くなった頃にイビキのうるさい人がいた。カーテンを開くとセントバーナード犬が眠っているんじゃないか?と疑うようなズピーグフーと水ぶくみの鼻イビキ。
まあ、私は夜中に胃痛と腹痛でくらいしか目覚めたことがないので少々の物音は気にならないが。


ツーリスト部屋。このタイプが数部屋ある。
パーソナルスペースの細さに震えたが、ここにびっしりとトウモロコシの粒のように詰め込まれると想像すると辛いが、この部屋に5人程度だったら、むしろ広々と使えるのではないか…?
ツーリスト部屋だと次回乗船時に無料でランクアップできる券をもらえるみたいだし、貴重品用のロッカーもあることだし、こっちでも悪くはないのかも…。

☆レストラン
夕食は1600円のバイキングのみ。(朝食も600円のバイキング)
行きはコンビニでおにぎりを買ったので利用しなかったが帰りは話のタネに利用してみた。
瀬戸内海の海の幸をふんだんにつかったおかずが多い。特別美味しいわけじゃないが、とにかく種類が多くおでんやカレー、ちらし寿司などもあった。デザートにはチョコレートフォンデュまである。
ドリンク飲み放題で生ビールサーバーまであったようだ。これは別料金。
わかってはいたのだけれど、また食べすぎてしまった…バイキングは許容範囲からさらに50%超ほど食べてしまう性。お腹を抑えながらベッドでうんうんと唸りながら20時には眠っていた…。

レストランのほか、売店で即席ラーメンやパンなども販売しているし、カップラーメンの自販機やホットドッグやポテトの自販機もある。
給湯室もあるのでカップラーメンなどを持ち込んで食べたりすることもできるのかも。

そのほか、行きはイベントで落語寄席もやっていたので何かと時間は過ぎてゆく。瀬戸内海なので揺れは少ないとのことだけど、やはり波の揺れはあるので、ほとんど横になっていた。

到着の30分前ごろに日の出を見ることもできるし、移動というよりフェリーに乗ってる時間も旅のひとつ。

大分湾にうかぶ朝の陽。

こどものころから憧れていたさんふらわあに乗る夢が叶ったよ!



早朝に到着するが、共同浴場は24時間営業や、早朝営業のところもあるので半日を有効に使える。
フェリーの半券を提示すれば朝食と温泉が千円でできるホテル・旅館などを利用してもいいかも。
内風呂が防水畳になった温泉とかもある!前日までに予約。

半券deお得!をチェック↓
http://www.ferry-sunflower.co.jp/half_ticket/oita_onsen.html

温泉旅は荷物をコンパクトに、汚れても良い服とタオルは数本持参。服装はすぐに脱げる服と靴下。足湯・蒸し湯対策で膝までまくりあげられるもので。湯あたりに注意して入ること。

以上、旅にメモおわり。またすぐにでも行きたいな〜。