自然と同化した美術館・ミホミュージアムが素晴らしすぎる!
信楽山奥の桃源郷ミホミュージアムに行ってまいりました。今回2度目です。
現在は、長沢芦雪(ながさわろせつ)〜奇は新なり〜の展示中です。
芦雪といえば生き生きとしたユーモラスな動物ですよ!この襖から飛び出さんばかりの生き生きとしたトラをみてください。くるんとした尾っぽ!
観賞するチャンスは6月5日まで!この土日が最後、急いで!
6月6日(月)〜7月9日(土)休館です!!
この美術館はあえて滋賀の信楽の山奥に建ててあり、アクセスがたいそう不便です。
しかし、その不便さは設計者のI.M.ペイ氏の桃源郷への思いが込められており、緑深い長い坂道をのぼり、ようやくあらわれるトンネルと橋を渡ってはじめてミホミュージアムが表れます。*1
今回は特にコメントはありません!長沢芦雪の展示は5日で終わってしまいますが、無理してでも行く価値のある美術館だと思いますので、ひたすら写真を貼って紹介します。下手な写真でごめんなさい。
レセプション棟と展示館の間を電気自動車が往復しています。
歩いても行ける距離ですが、電気自動車に乗ったほうがよりいっそう贅沢な気分に。こんな贅沢なのに電気自動車もあわせて1000円なんですよ、入館料。シンジラレヘ〜ン。
枝垂桜のシーズンは花道をとおり、おとぎの世界度も割り増し。
いよいよトンネルに入りますよ。
トンネルの先は見えないようにしてあります。にくい!にくすぎる演出…
ピカピカのトンネルやないか…
時空を超えてます。タイムトンネルです。
はい、キタコレ昔話の世界!
トンネルの先に現れるのは展示館。
小さくみえますが、自然の景観を保持するべく、建物の80%以上を地中に埋設されています。
設計テーマは“桃源郷”シャングリラ。
レセプション棟にはレストラン、美術館内には喫茶室があり、 農薬、化学肥料を使わないで作られた自然の食材
をしているようで、レストラン「ピーチバレイ」は美術館抜きにしても行列ができるレストランです。
わたしも菜の花のパスタをいただきましたが、ものすごくおいしかったです。
]
美術館内の喫茶室。山の景色が日本庭園のようになっていました。
この桜餅のおいしかったことといったら!ジュルリ
北館と南館に分かれており、南館は世界の古代美術品で構成され、所蔵品は約2000点というから時間はすぐに
経ってしまいます。
とくにリュトンが豊富でかわいい動物リュトンがいっぱい。リュトンフィギュアほしい。
左の建物が三味線の撥に見立てたカリヨン塔。こちらもI.M.ペイ氏設計。右は富士山形の礼拝堂。
この施設についてはこちらのブログ*2に詳しく紹介されています。
なぜこんなに贅沢な施設ができるのかがわかって面白いです。
夜のミュージアムは昼間よりいっそう素敵ですが、バスの時間をあらかじめ調べてお出かけくださいね。
本数少ないです!
JR石山駅南口より MIHO MUSEUM行きバス時刻表 約50分
帝産バス時刻表http://www.miho.or.jp/japanese/inform/time.htm
そしてみなさま!やれやれ、7/10になって営業開始だね。待ってましたよ・・・と思ったところでまた
8月15日〜9月3日まで休館だそうですよ!!
お出かけになる際はいろいろとご注意くださいませ。なんせ桃源郷なんですからね!
公式はこちちらMIHO MUSEUM